世界最高齢で死んだハシビロコウ「ビルじいさん」 実はメスだった (ねとらぼ 2020.9.2)

当サイトのアイコンにも使用させていただいている鳥、ハシビロコウ。アイコンは「ビルじいさん」ではないが、アフリカに棲息するほぼ動かないそこそこ大型の鳥である。ハイギョを捕食し、自分より下に見た相手に対し、翼を広げて威嚇する。学生時代にテレビで初めて知り、数年後、社会人になってからどうしても見たくて出張の帰りにそれだけのために上野動物園に行った。噂通りほとんど動いてくれなかったが、平日の日中にスーツ姿で、動物園をウロつくホモ・サピエンス。きっとハシビロコウよりもパンダよりも人の目を集める珍獣であったことであろう。

何とも言えない愛くるしい表情で、魅力溢れるハシビロコウ。ビルじいさんに至っては、僕の人生よりも長い期間を伊豆シャボテン動物公園で過ごしている。亡くなってから性別が判明するとは、数奇な運命だが、生前、周囲の勘違いをどのように思っていたのだろうか。1981年、「つがいじゃねーし。」と思いながら伊豆にやってきて、ほぼ女子会の日々を過ごしながら「ビルじいさん」という周囲のあり得ないセクハラにも近い勘違いを横目に静かに暮らしていた。晩年はすべてを受け入れていたのか、大往生に至るほどの境地に達することになる。「とり(鳥)」の「さとり(悟り)」である。

動物公園としても意図すればすぐに確認できるであろう性別。「捕獲や保定をするとビルに負担がかかるうえ、長い時間をかけて築いてきた人間との信頼関係が崩れてしまうかもしれません。」として、あえてしない選択をしたのは、性別を超越し、愛され続けるが故の長年の関係性に立脚した阿吽の呼吸だったのかも知れない。気になるのは、つがいとされた「シュー」。本当にメスだったのだろうか。記事には詳述されていないが、もしかしたらW勘違いなんてことも。2匹(羽?頭?)だけは最初からわかっていたに違いない。

安らかにお眠りください。ご冥福をお祈り致します。

【参考】

https://news.yahoo.co.jp/articles/8762d0defb9af41ea83813119bcd54d86a28a241

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