愛知県新型コロナウイルス感染症対策推進条例(仮称)についての意見募集中。
【参考】https://www.pref.aichi.jp/site/covid19-aichi/jyourei-iken.html
期間 2020年7月27日(月曜日)から2020年8月25日(火曜日)まで
あなたの考えた対策が条例に。愛知県が県民から意見を聴取し、新型コロナウィルス対策の条例を制定するらしい。応募はFAX・メールから。「県民意見提出制度(パブリック・コメント制度)に基づき、以下のとおり県民の皆様からの御意見を募集します。」とあるが、この際、目からウロコのような斬新な対策案を持っている人がいれば、県民でなくても、意見を寄せて貰えばいいのではないだろうか。もっとも、応募様式には、市町村を書く項目はあるものの、住所・名前等個人が特定されるような内容の項目はない。察するに、県外からの意見であるため、除外するといったシステムにはなっていないようだ。県民の生活に直結する条例の制定が目的のため、限定しているのかもしれないが、例えば、(忙しくて応募どころではないかもしれないが)場数を踏んでいる首都圏の医療従事者や県外在住の元患者やその家族といった人の意見は貴重この上ないと思う。そういった人の話を県外の人が伝え聞いて応募するといったこともできるかもしれない。意見募集だけで、採用者の提示等もないようなので収拾がつかなくなるようなことはほぼないであろう。であれば、さながら『新型コロナ対策目安箱』として、より広く意見を求めてもいいのではないだろうか。有識者会議では出ないような民間の意見を吸い上げるためには県境は必要ないし、日本全国で経験され、日本全国、あるいは世界中が頭を抱えている問題である。良いものができれば、自ずと全国に還元できることも間違いない。三人寄れば文殊の知恵。1億2,000万人寄れば…。まとめる県職員は大変だろうが、光り輝く意見が見つかる予感。ちなみに年齢条件がないのは素晴らしいと思う。専門家会議ではまず出るはずのない意見が小学生からの応募にあるかもしれない。咀嚼して考えると実に的を得ている。なんてことが…。
以上、よくよく考えてみるとここまでのお話は、条例に対する意見ではないので、残念ながら応募はできない。条例のための県民意見提出制度(パブリック・コメント制度)のあり方についての意見となってしまった。「もっとこうして欲しい」・「それでは意味がない」等、すでに巷では色々な意見が挙がっているようだが、包括的な制度にするのが非常に難しいことは国会を含めた他の議会で動きがないことからも明らかである。せっかく着手するなら、本当に良いものができることを切に願っている。