スガキヤ、来年3月までに30店閉店へ 北陸からは撤退 (朝日新聞 2020.8.30)

【参考】

 https://news.yahoo.co.jp/articles/5ab64b320d8bf565e2cf8a9f4d1a17649b700d2e

先月、3回行った。地域による認知度の差が激しいと思うが、お膝元に生活する者としては、言及せざるを得ない事態である。東海圏でフードコートの定番と言えば、「スガキヤ」と言っても過言ではない。記事中には「ラーメン店」と紹介されているが、ラーメンももちろんであるが、五目ご飯やソフトクリームなどラーメン以外のメニューにもファンが多い。僕は五目ごはんが大好きだ。炊いた白飯に具を混ぜ込んだ醤油ベースのごはんであるが、定番中の定番商品であり、中毒性のある特別な美味しさである。世の中には、たくさんの五目ごはんがあるが、味はここだけのもの。自宅で作れる五目ごはんの素も販売しており、ラーメン以上に身近な存在である。幼少の頃から慣れ親しんだアラフォーにとって、他におかずが何もなくとも、混ぜるだけで特別感のあるご馳走になってしまうスガキヤを語る上で、欠かせないメニューである。

先日、こんなことがあった。お出かけ帰りに特別にStarbucksに寄り、ドライブスルーで「ミルク イチゴ フラペチーノ」を注文。食べた子ども、低学年は、「これ、すごく美味しい。あの、スガキヤのクリームみたいだね!」と総評。…店内でなくて良かった。子どもの一言とはいえ、賛否あることかと思うが、スガキヤのクリームでイチゴと言えば「ベリークリーム」のことである。低学年なので、ほとんどStarbucksに行くことはない。東海の子どもにとって特別なスイーツが食べられる場所と言えば、スガキヤなのである。「ミルク イチゴフラペチーノ」649円。「ベリークリーム」240円。親の程度が知れてしまうが、それほどスガキヤ有りきの日常を送っているのである(Starbucksさんもスガキヤさんもお許しください)。

食事もおやつも対応でしかもソウルフード。愛知県図書館・名古屋市の鶴舞中央図書館と言う愛知県の2大図書館に入っている飲食店はスガキヤである。図書館は、老若男女が利用する施設。人を選ばないのがスガキヤであり、人から選ばれるのもスガキヤでもある。お昼になればお腹が空き、頭を使えば甘いものが欲しくなる。頑張るあなたに寄り添うスガキヤ。あなたの楽しみを彩るスガキヤ。親の代から子の代まで。3代に渡るスガキヤ体質。昨年も多数の閉店がありニュースになっており、今回は北陸から撤退とあり穏やかではないが、何とか頑張ってもらいたい。孫の食べる「ベリークリーム」のために。

【参考】

https://product.starbucks.co.jp/beverage/frappuccino/4524785440388/?tag=new

http://www.sugakico.co.jp/menu/sweet_menu/entry-894.html

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